マルカワの蔵

飾り天竜さとやま交流会


 若者が地域の方々からお話を聞く、ただそれだけの活動です。 普段出会わない、大学生を中心とした若者と、地域の大人との交流の場をつくっています。 人生の先輩である地域の大人からお話を聞くことで、地域のことを知ったり、多様な気付きを得たりすることができるのではないかと思います。 この活動のゴールは、今はまだはっきりと決まっていません。 現時点では、この活動を通して、若者が地域に関心を持ったり、関わり方を発見したりするきっかけになればいいなと考えています。

地域交流サークル△さとやま△ 



 天竜在住の大学生が主体となって立ち上げた交流会です。 二俣の歴史や文化、日常のお話を聴いて見よう!という活動です。 とっても素敵な企画!マルカワの蔵も喜んで協力します。

マルカワの蔵 本島真弓 

飾り活動予定

「第10回天竜さとやま交流会」 を計画しています

どなたでも参加大歓迎です!
当日、マルカワの蔵 「遊」にお越しください



飾り活動報告

第9回交流会 2024/04/27

「第9回天竜さとやま交流会」 を実施いたしました

日付:4月27日(土)   
時間:10:00~11:30    
場所:マルカワの蔵「遊」

今回は、浜松学院大学准教授 坪井秀次 先生から、お話をお伺いしました



春野町探訪(PDF) 2024/3/26


第8回交流会 2024/02/24

イケダヤ森のマルシェきころ などの経営をされている 池田勝臣さん からお話を伺いました。
今回は、天竜についてお話を伺う時間と自由にお話する時間の、2つに分けてお話をする形をとりました。
「きころが天竜地域でしたいこと」についての話をお聞きし、池田さんは、地域の変化(天竜の人口の減少、高齢化)や社会の変化(コロナ禍、テクノロジーやAIの発達、人の意識の変化)に対応する努力を重ねられていると感じました。
そして、地域の方の笑顔と元気のために、地元の店の経営者として何ができるか考え、今の森のマルシェきころが成り立っているのだと分かりました。
今の時代に合うように、情報を集めて考える努力を重ねることも、今の時代を生き延びる大切な力の1つだと感じた第8回でした。
自由に交流する時間では、参加者同士で話が盛り上がっている様子がみられて、有意義な時間になったのではないかと思いました
お忙しい中講師を引き受けてくださった池田さん、参加・協力してくださった皆さん、ありがとうございました!
天竜さとやま交流会はどなたでも参加大歓迎ですので、お気軽にお越しください。


第7回交流会 2024/02/24

マルカワの蔵「遊」をお借りして「第7回天竜さとやま交流会」を実施しました。
 今回は、旅行会社を立ち上げ、国際交流の活動のご経験もある、高井雅臣さんからお話を伺いました。 旅行会社を経営するにあたって、お客様や状況に合わせた臨機応変な対応の大切さや、国際交流で海外を訪れた際の様子についてお聞きすることができました 80か国もの国を訪れた高井さんとお話をして、世界は広いと感じ勉強になりました。 高井さんのお話を聞いて、旅行会社の現状、世界の動向などを詳しく学ぶことができ、私たちの世界を広げることができました。
 まず、余分なことをすることの大切さを知ることができました。 実は余分なことも大切なことであり、通常の一歩先の余分な部分に気をまわしてみることで、将来の考えを深めることができるのではないかと考えさせられました。
 次に、話の中で、国際貢献の経験について、驚くべき話を伺うことができました。 それは、いじめがない世界があるということです。  ある貧しい国を訪れた際、家庭に人数分提供したレトルトカレーのうち、たった一つを家族と分け合う姿を目の当たりにしたという話から、人間同士の支え合いの大切さが、全世界に広がってほしいと感じました。

【大学生の皆さんに伝えたいこと】
 旅行会社はトラブルの対処がつきものです。旅行会社ではなくても、人生においてさまざまなトラブルに陥ったときに大切になる5つのことを私たちは学びました。 適切な判断力・臨機応変な対応・挫折に負けない力・人とのつながり・発想の転換の5つです。 発想の転換とはつまり、考えた案がもしダメだったとしても、良い案が他にも必ずあるということです。やりたいことがある人もない人も、まずは試しに色々な行動してみることで見えてくるものがあるのかもしれません。 今、悩み、困っている人がいるのなら、もしかすると周りに助けてくれる人がいるかもしれません。周りのうちのだれか一人にでも話してみると、楽になれることもあります。 また、考えすぎると楽な方に考えが進んでしまいます。 ならば考える前に動くことも大切ではないでしょうか。
 これらが高井さんお話をお伺いして、私たちが学ぶことができたことです。 改めまして、お話してくださった高井さん、ありがとうございました! 参加・ご協力くださった皆さん、ありがとうございました!
この投稿を見てくださった大学生の皆さん、ぜひ一度、マルカワの蔵にいらっしゃってください!


第6回交流会 2024/01/27

マルカワの蔵「遊」をお借りして「第6回天竜さとやま交流会」を実施しました。
 今回は、海外に出て生活・活動されてきた 多田麻美さんに、お話をお伺いしました。 そして、多田さんの夫で、ロシア出身の画家スラバ・カロッテさんも来てくださいました。 ロシアで撮影された映像を見ながら、ロシアや中国などで生活したからこそ分かった文化や人々の違いについてなどを知ることができて、世界の広さを感じました。 また、スラバさんから、日本に来て驚いたことについてのお話が聞けて、普段気付かない日本の特徴を知ることができました。 お二方とも、ご自身の出身国だけでなく、海外にも関心をもつ視野の広さと、芸術を愛する心が素敵だと感じました。 今回学び・感じたことは次の3つです。
 まず1つ目は、日本と海外の生活の違いです。 中国では、勉強熱心な学生が多いことや、食事の時間をきっちり守る文化があること。 ロシアでは、夏と冬の温度差が激しい地域があることや、郊外では自給自足する人が多かったり、家に地下室があって食料を蓄えていたりすること。といったように、日本とは違う生活の様子をたくさん知り、勉強になりました。
 2つ目は、ロシアや中国には、日本のいなかのようなコミュニティはあまりないことです。 昔は少しあったそうなのですが、ロシアや中国では仕事以外のプライベートの集まりは少ないと、多田さんやスラバさんは感じているそうです。日本のいなかのような、人々が日常的につながっているところがあるのは、他の国から見ると少し特殊なのかもしれません。
 3つ目は、日本も海外も、自分の好きなものでつながれば変わらないということです。 多田さんがそのように堂々とお話される姿から、多田さんは「外国だから」と、日本とそれ以外の国を大きく区別することはないのだろうということが伝わってきました。 好きなものという共通点があることで、国境はなくなるのだと感動するとともに、好きなことが明確にあることの素晴らしさを感じました。 海外に関心がある学生も、勇気づけられたのではないでしょうか
今回は、いつも以上に参加してくださる方が多く、賑わいある交流会となりました! 参加・協力してくださった皆さん、ありがとうございました!


第5回交流会 2023/12/23

マルカワの蔵「遊」をお借りして、「第5回天竜さとやま交流会」を実施しました。 今回は、舟橋弘子さんから、遠州弁や万葉集に関するご自身の活動について、ゆったりした座談会形式でお話を伺いました。
 方言は、標準語に変換してと言われても、丁度いい言葉が見つからないことがありますが、これは、地域特有の感性の現れというのが面白いと思いました。 また、地域の方言は、日常で使われる日本語で伝えきれない部分を補填するものではないかというお話を伺って、人が発する言葉や伝え方にはおかしいものなどないことが分かり、痛感しました。 遠州弁ひとつとっても、遠州弁を使うすべての地域がまったく同じ言葉を使っているわけではないことに気づかされました。
 さらに「できないと言って断ったら、それまでだけど、できないことも少しでもできるかなと思うことはやってみること。誰か助けてくれるかもしれないし、もしかしたら成功するかもしれないから、できないと決めつけないことも大切です。」 と舟橋さんから大学生に向けてのメッセージを頂戴しました。
 参加した大学生の皆さんが、もし今やりたいことがあるのなら、それに挑戦できますように。 すでに挑戦している方は、進み続けられますように。方言のお話とても盛り上がりました! 参加・協力してくださったみなさん、ありがとうございました!
舟橋弘子 音楽の世界 http://www2.wbs.ne.jp/~funahasi/


第4回交流会 2023/11/25

マルカワの蔵「遊」をお借りして、「第4回天竜さとやま交流会」を実施しました。 今回は、杉山邦雄さんより、葬儀屋さんとして働いていた頃のお話を伺いました。 ご遺体とご遺族様に真摯に向き合う姿に杉山さんの仕事以上の重要性が伝わって、とても勉強になりました。
 お話をお伺いして、二つの気づきを得ました。
 1つ目は、地域の今と昔の違いです。
昔は、家族単位ではなく、近所の人と協力をしてもらい、開放的に葬儀をしていましたが、今の葬儀は、家族層など閉鎖的に行われていることを知ることができました。
 2つ目は、仕事に取り組む姿勢です。
杉山さんは、葬儀で働く際に、ご遺体の体の拭き方や、亡くなった人にお召し物を身に着けるときに注意するべきことなど撤退していました。そして、故人への思いやりの気持ちを強くもって、仕事に取り組んでいました。
 また、初めて入った業界で分からなかった部分がたくさんありながらも、一生懸命に学びながら仕事をしていたため、仕事に誇りをもち、好きになったそうです。  そのことから、目の前のことと一生懸命に向き合い、好きになるために努力をする大切さについて学ぶことができました。 参加・協力してくださってみなさん、ありがとうございました。


第3回交流会 2023/10/28

マルカワの蔵「遊」をお借りして、「第3回天竜さとやま交流会」を実施しました。 春野町に住んでいる、88歳まで木こりとしてご活躍された 鈴木末吉さん から、お話を伺いして 山の現状・知識、若者の山への関心の低さ、行動することの大切さについて学ぶことができました。 今回は、3つの点に気付きを得ました。
 1つ目は、山での生活には、試行錯誤が必要だということです。山での危険にどう対処するか、木をどう生かすか、どう効率的に動くかということを考えていくことが大切なのだと気づきました。
 2つ目は、林業に関心を持つ若者が少ないということです。今回の話を聞くことで、山での過ごし方のノウハウがなかった学生の一部から、「関心をもつことができた」という感想を得ました。
 3つ目は、覚悟と行動力は、人生を豊かにするための鍵であることです20歳頃から、山の知識なしで山で過ごす決心をしたことに驚きましたが、人間は覚悟があれば未来の可能性が広がると感じました。
 また、聞き手が勉強になるだけではなく、話し手も元気になると実感できた第3回でした。参加・協力してくださった皆さん、ありがとうございました。


第2回交流会 2023/09/11

マルカワの蔵「遊」をお 借りして、「第2回天竜さとやま交流会」を実施しました。
今回は、もくもく夢工房の鈴木静子さんからお話をお聞きしました。
現在もくもく夢工房がある、クローバー通りの1本隣の道の、昔栄えていた様子など、二俣の歴史を知ることができました。
また、ご自身の経験から、目の前のことに一生懸命取り組む大切さを教えてくださいました。
最後には、実際にもくもく夢工房を訪れ、展示された作品を通して、 若者と地域の方々が交流できました。
参加、協力してくださったみなさん、ありがとうございました。



第1回交流会 2023/08/15

マルカワの蔵の2階をお借りして、「第1回天竜さとやま交流会」を実施しました。
本島慎一郎さん、本島真弓さんからマルカワの蔵の歴史や、以前の天竜二俣についてのお話をお聞きしました。
活動を通して、地域内外出身の大学生と地域のみなさんとが、お話を通して楽しく交流することができました。
協力、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

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